文系の博士課程修了生の「生きる糧」を真剣に考えてみた

以前、「博士課程修了生に、「生きる糧」を」という記事で、博士課程修了生、特に文系の方が、修了後の就職等がいかに厳しいかを書きました。

tachibanashi.hateblo.jp


私自身も、これまで自分の問題として、真剣に考えてきました。どうしたら、これまで学んできた知見を生かし、仕事に繫げることができるのだろう?と。

その時に思いついたのが、「研究者(大学専任教員など)のサポート」をサービスとして提供することでした。

研究者の仕事は専門性が高いので、専門的知識がある方がサポートをしたほうがスムーズに行くと考えたからです。また、すでに大学の専任教員をしている友人、先輩、そしてお世話になっている非常勤先の先生方や母校の恩師らも、本当に忙しくて猫の手も借りたい様子です。

…ということを総合すると、博士課程の修了生と大学の専任教員は、うまくマッチングできるのではないかと思いました。

ただし、私は事務処理等も苦手だし、パソコンやSNSにすごく精通しているわけではないし、(さらにいうと、人のサポートよりも自分が主体的にやりたい派)研究者のサポートは自分には向いていないと思い、一旦断念。


そのあと、よーく考えてみて、

「そうか、サポートが得意な方が、やればいいんだ」

ということに気がつきました。

サポートが得意、あるいは得意なことがあってサポートに適するスキルを持っているという方が、それを仕事にしたらいいのではないかと思いつき、周囲のいわゆるポスドクの方々にこのアイデアを伝えました。中にはとても興味を持ってくださる方がいました。

これをどうやって仕事として軌道に乗せていくかが、課題です。