働き方

"「研究」を仕事にする”を現実に!―「情報サイト」を立ち上げる―

こんにちは。前回の記事(”「研究」を仕事にする”を、本格的に始動)では、同地域を研究している仲間たちと、本格的に始動するための打ち合わせをしました。 maemuki-koushi.hatenablog.com そのときに、研究者としての知見を生かし、その地域に関心を持って…

対企業のコンサルから見えた、「研究を仕事にする」ヒント

こんばんは。 今日の午後は、某企業さん(以下、N社)のコンサルでした(その後、C大学の授業でした)。学校現場にいた経験から、N社さんが検討しているサービスが、どのくらいニーズがあるか、意見を聞かせて欲しいというご依頼でした。事前に具体的な相談…

あなたのマイ研究室はどこですか?

こんばんは。今日は、午前中F大学の研究所で仕事をしてから、午後はB大学で授業という梯子の日でした。今学期、梯子の日は週に1日だけですが、昨日は自宅で今月〆切の研究報告書を書くため、一日研究Dayにしました。今日はその振替でした。 大学非常勤講師の…

「研究が仕事を生む」ためのネットワークづくり

こんにちは。今朝、中高教員時代の教え子(Aさん)から、突然連絡がありました。Aさんは、私が研究対象としている地域(のある島。Z島とします)に滞在していて、ある人(Bさん)と繋いでくれるために電話をくれました(どうやら悪天候のため、今日帰ってく…

コンサルでの気づきと効用①

こんばんは。今日は学園祭のためE大学の授業が休講になり、今月末〆切の原稿を書いていました。途中で大事な文献が手元にないことが分かり、母校の図書館へ行かなければならず、結局あまり執筆に時間が割けませんでした(>_ さて、一昨日のブログで、事業拡大…

「研究」を事業にするためにとった行動とは?

大学非常勤講師の処遇を改善するための方策として、個人事業主となり、自分の研究、専門を生かした仕事を「事業」として少しずつやっています。昨日のブログにも書きましたが、事業に力を入れられるようになったのは、今年度になってからです。 これまでの取…

専任教員との格差是正の可能性(所得編)

大学非常勤講師と専任教員の所得格差 専業非常勤講師(大学の非常勤講師の仕事のみで生計を成り立たせている者)と専任教員とでは、同じ授業のコマ数を持っていても、大きな給与格差があります。専業非常勤講師の場合、1コマあたり年間30万程度(自分の経験…

文系の博士課程修了生の「生きる糧」を真剣に考えてみた

以前、「博士課程修了生に、「生きる糧」を」という記事で、博士課程修了生、特に文系の方が、修了後の就職等がいかに厳しいかを書きました。 ↓ tachibanashi.hateblo.jp 私自身も、これまで自分の問題として、真剣に考えてきました。どうしたら、これまで学…

業務の仕分け

1ヶ月ぶりにブログを更新することになってしまいました(泣)私は、非常勤講師に加え、某研究所で自分の研究に直結する資料整理の仕事をしています。職場の雰囲気も良く、大好きな仕事の一つです。でも、組織としてはいろんな問題を抱えています。昨日の昼休み…

夏休み中の業務

前期(または春学期)の授業が終わり、すっかり夏休みモードになっています。毎日のように大学に行かなくてよいというのは気楽ですが、非常勤講師といえども、夏休みも仕事はあります。そこで、この夏休みにどんな仕事をしているか、紹介したいと思います。 …

専任教員との格差是正の可能性(待遇編)

大学非常勤講師と専任教員の間にある格差について、時折ニュースで報道されています。格差があることは事実ですし、当事者として、非常勤の待遇がもっと改善されるべきだと思っています。でも、その一方で、現状を嘆いている暇があるのであれば、今の立場(…

初めての「ご依頼」

「研究」を仕事にすること、具体的には、「研究」を事業として細々と行うようになってから、1年半ほどになります。ですが、あくまで仕事を請け負う側でした。この度、初めて仕事を依頼することになり、身が引き締まる思いでいます。依頼することにした仕事は、拙…

三人寄れば文殊の知恵~「研究を仕事にする」について~

一昨日、大学や研究所の専任教職員以外の立場で、「研究」で収入を得ることに関心がある仲間と、初打ち合わせをすることができました。数カ月前から温めていたことなので、実現できて本当に良かったと思っています(参加して下さった皆様、ありがとうございま…

大学非常勤講師が「研究」を仕事にする方法~その③~

前回、前々回のブログに引き続き、「大学非常勤講師が「研究」を仕事にする方法」です。その①では、自分の研究に関係する研究所で仕事をするという方法、その②では、研究している行為自体を仕事にするという方法を紹介しました。今回(その③)は、ずばり、 …

大学非常勤講師が「研究」を仕事にする方法~その②~

大学非常勤講師が、「研究」を仕事にする方法として、前回のブログ(「大学非常勤講師が、「研究」を仕事にする方法~その①~」 )では、自分の研究に関係する研究所で仕事をするという方法を紹介しました。今回は、「研究している行為自体を仕事にする」という…

大学非常勤講師が「研究」を仕事にする方法~その①~

前回のブログで、大学非常勤講師のワークパターンについて、自分のことを事例に書かせていただきました。 maemuki-koushi.hatenablog.com 私の場合、非常勤講師の仕事が約60%、それ以外が40%です。非常勤がメインにはなりますが、それ以外の割合も決して少…

大学非常勤講師のワークパターン

大学で非常勤講師をしていると、同じ非常勤講師でも、専業非常勤講師(「大学非常勤講師の2大パターン」参照)の方だけでなく、本務校や本業がある兼業非常勤講師*1の方など、実にいろいろな立場の方がいらっしゃることに気づかされます。大学非常勤講師とい…

昨年度の業務を振り返る①-博論の執筆と仕事の効率化―

昨年6月に本ブログを書き始めたものの、その後公私ともに激務となってしまい、ブログを書くことができなくなってしまいました。現在は多少落ち着いたので、今まで書けなかった分として、昨年度の業務を振り返っておこうと思います。第一弾として、激務の最も…

研究者として工夫していること―研究時間の確保について―

大学非常勤講師の場合、担当するコマ数は、人によって、あるいは専門分野によっても違いがあると思います。私の場合、月~木曜日が大学での非常勤講師+αの仕事、金~日は自分の研究や調査、翌週の授業準備、学会や研究会への参加に充てています(もちろん、…