非常勤講師でも、健診が無料で受けられるありがたさ
こんばんは。大学非常勤講師は非正規職員ということで、自分で申し込まない限り、なかなか健診を受ける機会がないです。
非常勤1年目からずっと担当させていただいているA大学は、非常勤講師に対する福利厚生も充実しています。普通の健診だけでなく、希望者は、乳がん検診、腹部エコー、バリウム検査も、無料、しかも職場で受診することができます。
この制度自体、とてもいい制度だと思っておりましたが、おかげさまで今まで持病以外で所見はなかったので、「今年も何もなくてよかった」という程度の確認しかしていませんでした。
今年の健診結果が一昨日返されたので、いつものようにざっと見ていました。が、「腹部エコー」の欄に、やけにたくさんコメントが書かれていて、専門医に診てもらう指示されていました。
えー、まさか大きな病気?!
とすごくドキドキしてしまいました。
でも、もし病気だとしたら、ちゃんと直さないといけない。そう思った私は、地元の町医者にかかることも考えましたが、二度手間になってはと思い、翌朝、かかりつけの某大学病院(持病があるため、もう20年近く通っています)に電話しました。
大学病院は、通常紹介状が必要です。自分が普段かかっている科ではないので、受信できないのか心配になって訊いてみました。
「健診で指摘されて紹介状がないのですが、受診できますか?」
と伺ったところ、他の科でかかっているので、
「初診扱いなら、受診できますよ。今日の11:00までに病院に来てください」
と言われました。昨日は、研究所での仕事がありましたが、授業ではないので、急ではありましたが、お休みさせていただきました。そして、受診してきました。
今回、私がひっかかってしまったのは、2つの科です。ある科の病気の疑いは、昨日の検査で全く問題ないことが分かりました。すごくホッとしました。
もう一つの科のものは、大きな検査をしなければ分からないとのことで、昨日は検査することができず、来月の予約をしました。
ちなみに、自覚症状が全くないです。これがもし、大きな病気だとしたら、健診を受けていなければ絶対に発見できないと思います。今はまだ検査を受けていないので何とも言えないし、他の部位のように何も問題がないことを祈りますが、こうしてカラダのチェックが、しかも無料でできるのは、本当にありがたいことだと思います。
非常勤講師でも、無料で詳しい健診をしてくれる大学が存在することは、とても良いことだと思っています。
今までに、非常勤の立場では8つの大学で仕事をしましたが、非常勤で健診をしてくださる大学は2大学で、詳しい検査までしてくれるのは、A大学のみです。A大学のような、非常勤にとっても優しい大学が増えることを、願っています。