業務の仕分け

1ヶ月ぶりにブログを更新することになってしまいました(泣)

私は、非常勤講師に加え、某研究所で自分の研究に直結する資料整理の仕事をしています。職場の雰囲気も良く、大好きな仕事の一つです。

でも、組織としてはいろんな問題を抱えています。昨日の昼休みに、そのことについて、出勤していたメンバーで話をしました。

一番大きな問題は、大学時代が研究所の業務を縮小しようとしてしているために、人件費が削減され、職員の待遇に問題が生じていることです。もう何年にもわたり、大学側に理解を求めてきましたが、あまり改善の方向に向かう余地がありません。

もちろん、今後も粘り強く改善を求めていきますが、その一方で、こなしきれないほどの仕事量は、工夫次第で何とか減らせるのではないか?という話になりました。

給与や待遇が悪化しているのに、仕事量は変わらない。これだと、労働の対価がますます減ることになります。また、仕事を担う人・立場も見直せると思います。従来事務がやっていたから、待遇が悪くなっても、その仕事は事務職員(と言っても、正規雇用ではない)がするものだというのは、思い込みかもしれないということです。

そんな話をしながら、「業務の仕分けをしてみよう」という話になりました。特に、この研究所は事務の仕事が膨大なので、早急に整理が必要だと思います。特に、来客の多さと、それに伴う対応業務は課題だと思っています。

話をしていて、次の①~④のポイントに基づいてやったら良いのでは?と思いました。


- ①この研究所でやる仕事かどうか?→やらなくて良いことを洗い出す。

- ②事務以外の立場でも、できる仕事は?

- ③事務以外の、どの立場・人に任せるべきか?→例えば、資料整理スタッフ、研究所所属の教員など。

- ④事務としてぜひ担いたい業務は?

特に、①が肝なのかもしれません。これを整理するだけでも、グッと減る気がします。
②③は、必ずしも事務の仕事ではないものが含まれているので、適材適所に振る、手が空いている人がやるという体制を作ればいいと思います。

どうしても、今までそうしてきたから…という前例主義になりがちですが、事務職員や他のスタッフも、正規採用・無期雇用ではなく、有期雇用になり、常勤ではなくなり、人員も削減され…と仕事ができる人材と時間が大幅に削減される中で、いままで通りやることを求めるのは無理があります。この研究所としては、

「何を一番大切にしたいかを見極め、それに現実的に対応していく」

に尽きると思います。

今、事務を担当している仲間が一番悩んでいるので、知恵を出し合って解決していきたいです。進捗状況を、当ブログでも報告したいと思っています。