コンサルのオファー
こんばんは。
「研究」を仕事(事業)にしていくために、日々模索していますが、最近、久しぶりにコンサルのお話をいただきました。
大学非常勤講師になった2016年4月から、スポットコンサルの仕事を紹介してくれる会社(B社)に登録をしています。B社は、企業の経営者の方や、企業内でプロジェクトを展開している部署の方が、専門家にピンポイントでコンサルティングをしてもらいたい場合に、登録されている専門家の方とマッチングをして、スポットコンサルが成立するというシステムを取っています。
研究者、しかも文系の人間が、企業のさまざまなプロジェクトに貢献できる部分は少ないと思ったのですが、少しでも自分の経験や専門が活かせたらいいなと思いました。
そして、そもそも、我々のような文系の研究者の知識が、企業等にどのように必要とされるのかを知りたいということもあって、登録させていただいています。
予想はしていましたが、自分の専門である教育関係の案件は、ほとんどありません。でも、去年あたりから、少しずつコンサルを依頼して下さる企業さんが出てきました(本当にありがとうございます!)。
先週、ある企業さんからのスポットコンサルがあることを、B社から連絡をいただき、早速提案させていただきました。何度かやりとりをさせていただき、昨日正式に、スポットコンサルのご依頼をいただきました!
今回のご依頼は、その企業さんが考えているサービスが、教育現場で有効なのかどうか、サービス内容をチェックしてほしいというもの。
コンサルは対面か電話なのですが、今までお受けしたお仕事は、すべて電話でした。今回は初めて対面でのコンサルです。その企業さんでコンサルを行うので、「どんな感じなのだろう~」と、今からすごく楽しみです。最近は「会社」というところに行くこと自体がほとんどないので、そういう意味でも楽しみです。可能な限り準備して、当日を迎えたいと思っています。
文系の研究者が研究している内容は、経済活動と必ずしも結び付くものではありません(どちらかというと、遠いのかも…)。でも、せっかく長い時間をかけて学んできた専門的知見が、世の中のサービスに生かされ、そのサービスを受ける人々が幸せになるのであれば、こんなに嬉しいことはないのでは?と思います。
でも、研究者は、なかなかその専門知識を、学問分野以外でどう役に立てられるのかを考えられていないように思います。
これは、すごくもったいない気がします。
専門的知見を、世の中のサービスにどう生かせるか?
は、これからの研究者により一層求められる課題かもしれません。
私の場合、B社のような企業さんに登録し、お仕事を受けることは、どれだけ自分の専門知識や経験が必要とされているのかを知る良い機会になっています。
コンサル後にまたレポートしたいと思います!